ほ、根まで愛して

前回のブログをアップした後、ソッコーで娘から電話がかかってきまして・・・叱られまちた。「そんな年になってまで、なんでおじーちゃんに買ってもらうのさーーー」はい、ゴメンナサイ。反論できません。ナサケナイ親ですまんです。
が、結局のところ「ズルいよーー!!」ということらしい。実際、考えないでもなかったのです。私が今の父親と同じくらいの年齢になったとき、果たして自分の子供に同じようにこういうものを買ってあげられるだろうかと・・・。ま、先のことはわかんないさ。運が良けりゃ、いいこともあるだろ。(←で、逃げる)

え〜ところで・・・消化不良になりそうなタイトルですけども。
このブログでも度々書いてますが、私は今年の春からマクロビオティックを勉強しておりまして、その考え方のひとつに「一物全体」というのがあります。食物は葉も皮も根も丸ごといただいて、自然の恵みを余すところなく身体に摂り込むことでバランスが良くなる、という意味です。
私はよく実家から自家製無農薬の米や野菜をいただくのですが、マクロを始める前から米は玄米、野菜は葉も皮も食べていたので、まぁその考え方には近かったワケです。でもさすがに根っこは捨てていたんですが、マクロを始めてからその考え方に従ってネギの根っことかも食べるようになりまして・・・いや、これが以外とイケるのです。他にも根野菜と言えばゴボウ。普通は切って水にさらしますが、そういうことはしません。アクも調理次第で旨味に変わるので、これも丸ごといただきます。先日は小型の柔らかいホウレンソウをもらって根っこも丁寧に洗って料理したら、ビックリするくらい甘くて美味しかった。まぁこういうのも無農薬の有機野菜ならでは、なんでしょうけどね。

ところがですね。「根っこを食べる」と言うと、少なからず驚く人がいるわけですよ。「なにもそんなもんまで食べなくても・・・」と半分哀れんで、というよりも侮蔑の目で。なんかすごくビンボくさいイメージがあるんですかね。ウチの両親もいまだにそんな目を向けるので、そういう理由もあって私がスゴいビンボーしてると思ってるフシがあるのです。

「違うから!」

いや、もちろん決して豊かではないんだけど、食べるものに困るほどビンボーなワケじゃないから!!でもこのことが前回のアレに繋がってるのだとしたら・・・誤解を与えてるかもしれん・・・

絶っっっっっ対に! 違うから〜〜〜! 野菜、ウマいだけだから。ホントに。

ところでまたハナシは戻って・・・娘はもうすぐ誕生日を迎えます。その日は仕事でいないらしい。「誕生日に仕事があるなんて最高じゃないかー」とチャかしてはみたものの、ちゃんとお祝いはしてやろうかと。テレビはさすがに無理だけどさー。

で、ふと思いついたけど・・・「根っこを食わす」なんつったら怒るだろうなぁ・・・(ウソだじぇー)。