月別アーカイブ: 2011年2月

久々カフェで和んだ

仕事で自然食カフェの写真を撮りに米子へ。天気も良くて大山も美しく。今日はこちらでマクロビオティックのランチをいただきました。玄米ご飯に野菜のスープ、車麩のカツ、大根の煮物、等など。普通の食事でこれだけの量があると私には食べきれないんですが、マクロだと食べれちゃうのです。満足感があって胃にもたれないので食べた後もスッキリ。こういうのを「体が喜ぶ」って言うのかな(もちろん体質や個人差もあるけれど)。特に野菜のスープが甘くて美味しかった。味付けは塩だけ、仕上げにごま油を風味付けに。これにデザート(今日は白胡麻のプリンでした)がついて1000円。お得ですよねぇ(メニューはいつも同じではなく、その日によって違います)。今日はりんごのタルトもおみやげに買いました。

仕事とランチを終えてお店を出たとき、家に溜ってる他の仕事のことがチラッと頭に浮かぶも、こちら方面に来ることはそんなにないし、来たついでと気になっていたカフェがあったので行ってみました。本通りあたりなんて久々に歩いたなぁ。ランチでおなかいっぱいだったのでお茶だけにしようと思ったんですが、美味しそうでつい・・・洋梨と紅茶のタルトをコーヒーでいただきました。カフェでこういうふうに寛ぐのも久々。たまにはこういうのもないとねぇ。

あーいい気分・・・
と、ゆったり和んで帰ったんですが。

案の定、FAXが山のように届いてました。
・・・(ナニコレ)

いやいや、お仕事がすすむのはありがたい。
つかの間の充電が効いてるうちに頑張りますわよ。

ティーゼリー豆乳ラテ

友人から美味しい紅茶をいただいたので、ピンと思いついて作ってみました。元ネタは私のお気に入りマクロスイーツ穀物コーヒーゼリー豆乳カプチーノです。

紅茶をちょっと濃いめに煮出して寒天少々(マクロでは動物性のゼラチンは使いません)、甜菜糖・塩ひとつまみを加えてさらに煮てグラスに取り分けます。豆乳はメープルシロップと塩ひとつまみ、寒天を入れて泡立てながら煮ていき、固まった紅茶ゼリーの上に乗せます。どちらも寒天の量をギリギリまで抑えてフルフルとろとろにするのがイイですね。固まるのに時間はかかりますが。

できあがりはバッチリキレイな二層に。ふわとろな食感、ストローで飲めるくらいのゼリーになりました。紅茶のフレーバーもしっかり残ってますよ。

ただ、ゼリーは夏のデザートだよねぇ。体を冷すので、今の時期は温かいものと一緒に。紅茶は時々虐待するような飲み方してましたが、たまにこんな風に手をかけたりして極端ですな。案の定笑われたので、紅茶はちゃんとティーポットでいれて飲んでます。うん。でも紅茶飲みながら紅茶ゼリーは・・・やっぱりヘン、かもしれん。

写真と格闘す

前回のハナシのオマケです。

写真というのは印刷用でもWEB用でも、カメラマンが撮影したそのままをポンとはめ込む、というのはまずありません。色調補正や解像度、用途に応じて切り抜いたり合成したり、というのがあります。しかも1カットに付き何枚も撮影しているので、選定するのも大変。カメラマンによっては予めピックアップしてくれていたり、修正をしてくれる方もありますが、何もせずに撮影したもの全てをDVDでポーーンと放り込まれるのがほとんど。カット数が多くなると、写真の選定だけで半日以上かかったりします。

カタログ用の写真なんかだとブツ撮りが大半なので、そういうのは全部キリヌキの作業をしなきゃいけません。去年の今頃かなぁ・・お箸の写真を80カットくらいキリヌキしたのは。カタチは単純ですが延々と地道な作業です。いつだったか「藁細工」をキリヌキしたときは気が狂いそうになりました。日本の伝統工芸みたいのは結び紐とか水引とかやっかいなのが多いのだよね。複雑なカタチの木の葉とか枝ぶりにも泣かされる。チャンネル機能を使うとかテクニックは色々あるんだけど、結局地道にパスを切るのがキレイで確実にできると思っている。私ってホントにデザイナーなのか?とも思うのだが、それをしないと先へ進まないので仕方ない、必要不可欠な作業なのである。

写真を合成することもけっこうありますね。コラージュとかじゃないですよ。イメージを合成で作るのは別にして。建物にかかってる電線を消すとか、天気が悪かったから青空と合わせる、というのは日常的なこと。人物の集合写真では全員がベストショットじゃないから何枚も使って全員の顔を良い状態にする、なんてのも。「この横向きの顔を正面にしろ」みたいな無茶なハナシ(写真が1枚しかないのに、ですよ)も聞きますが、私はまだそこまで言われたことはないかな。料理写真で特定の素材を消すとか、小鉢や皿を消すとか、一品料理を集めて集合にする、なんてのはありますが。先日は「水に浸かってるトマトを人参にかえる」ってのやりました。ネタバレですが。そうしたらクライアントさん、「おぉースゴい!えらいえらい」と言ってアタマをイイコイイコしてくれました。なんなんだ。

でもね。実は写真の合成、けっこう好きです。画像が不自然なくびしっと決まると快感なのよ。言われてもわかんない、くらいの。ありえないイメージをキレイに作るのも楽しいですね。そっちの方がデザインぽいし、おもしろいものができたりする。

これは以前に遊びで作ったお花と水面の合成。カタチはイマイチだけどね。たまになんかに使えないかとこんなの作ったりもしてますよ。

お泊まりロケ・撮影

先週のことですが。久々の石見地方は浜田市へ、2日がかりで行って来ました。

取材や撮影で浜田も、益田や津和野までも行ったことはあるのですが、自分で運転して行ったのは今回が初めてだったりして。これまではいつも代理店の人が乗せてくれたりしてたので。今回はディレクターもカメラマンも広島からなので、うん、しょーがなく。

朝、まだ真っ暗な時に家を出て。山陰道は吹雪。出雲から先は雪はないものの日本海添いの9号線は強風びょ〜ぉおぉ〜〜〜〜!!!海は荒波どっぱ〜ぁあ〜〜〜ん!!!運転してて車が左右に振れてるのがわかる。さすが山陰の冬、厳しいゼ。

余裕を見て早めに出かけたのは良かったんだけど、浜田市内に入ってからキッチリ迷って結局時間ギリギリに到着。地図を見ると駅のスグ裏なのにオカしいなぁ・・・やっぱりステキな方向音痴だゎ。

着いてさっそくロケハンして打合せ、撮影。で、イキナリ風の冷たい屋外から。モデル役の方々は半袖・・・何のバツゲームさせてるんだよ。時折日が射すものの雪もちらほら。私たち、コート着ててすみません・・・

あとはほぼ中での撮影でしたが、大きい施設なのでカット数は膨大。1日中上行ったり下行ったり。もぅ足はパンパン、肩はガチゴチ。それでも予定通り撮影は進行。2日目の昼には終了しました。な、長かったなぁ〜。と言っても、私以外の方たちは広島へ残りの撮影に行かれましたけどね。そっちは私はパスしておまかせ。

久々の長丁場な撮影だったけど、デザイナーの仕事はこっから。今週に入ってから届いた写真はDVDで7枚。総数・・・数えられん。これでもある程度絞ってはあるみたい。これからさらに選定して加工するのです。デザイナーの仕事って、ホント、地道だなぁ〜と思いますよ。

ところでメインとなるイメージ写真は、内容案内的なものを除いて予めコンセプトを決めてデザインに起こし、それに添って撮影をするのが普通です。写真1枚でメインになるものがある場合もありますが、私の場合ほとんどは加工が必要。今の工程は、撮影したものを加工してデザインラフにはめ込んで行く段階。先には膨大な作業が待っております。2月に入って良くなって来た天候を恨めしく思いながら、やるぞ〜〜と目とアタマをメラメラさせているところなのです。