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久々の英語でビビリ

3年に一度開催される「八雲国際演劇祭」に今回初めて英語通訳のボランティアを頼まれ、数日携わりました。英語なんてもう何年も話す機会がなく、ほぼすっとんでる状態なので最初は「えぇえムリムリ!」と思ったんですが。今回は英語圏の国の参加はないので難しい英語は必要ないし公式の場ではプロの通訳がいるし、場内にいる外国人のお世話ぐらいだからと言われ・・・何より頼まれるとイヤと言えない気の弱い私、まぁそういう人のサポート程度ならと引き受けてしまいました。

ところがボランティアと言えどきちんと主旨を理解してその上で臨んでほしいということで、その日だけ行けば良いというものではなく事前の打合せや会場の設営準備、そしてプレ公演の手伝いなど何度も通うことに。そしてイベント開催中は3日ほど参加。そう言えばイベントってこういうものよね。ただこのイベントはその名の通り国際規模なので、関わる人の数も半端なくボランティアだけでも総勢約450人。すげ。みんな熱心なんだなぁ。

英語圏の国の方はほとんどいらっしゃらなくても、セレモニーなどは日本語と英語の同時進行。でも私の役割といえば場内整理と同等のもの。それほど英語を使うこともなかったんですが、一度だけ観劇の前に注意点の説明を司会の人に続けて少々。それすら事前に打合せができたので紙に書いて読んだだけ、という・・・まぁボランティアとしては「枯れ木も山の賑わい」程度にしか役に立たなかったワケですが。

でもボランティアという枠を外しても、このイベントそのものが参加してみてけっこう楽しかったですよ。演劇についてはそれほど興味があったわけでもないんですが、国際レベルの作品として見ること、そしてその舞台裏を見ることができたのは色んな意味でおもしろかった。たくさんの人と知り合えたし、勉強になることも多く、総じて良い経験させてもらったと思います。

でも英語力はホントに落ちてますなぁ。まず単語すらすぐに出てこない。3年後にまたあるワケですが、その時にまたお声がかかってもできるかどうか?と言うより「3年後」に私がまだ仕事続けていられるかどうかがまず問題のような気が。