フリーの罠と独学の穴

やっとブログを書こうかという気持ちの余裕がちょっとだけ。多分スキマの余裕ですが。

いや、このひと月はいつにも増して凄まじく忙しく過酷でありました。とにかくやることが多すぎる上にスケジュールの繰り上げや納期のない仕事が重なりに重なり。ただでさえ容量少ないワタクシのアタマのハードディスクはクラッシュ寸前。

そんな状態でまともに仕事が動くわけもなく、ポカをやらかしてはクライアントさんに叱られる日々。「もっと真剣にやりなさいよ!」などと電話口で怒鳴られまくり(←実際はもっと色々と、「ずどーーーん」と言われております)。仕事なんだから真剣にやってないワケがないじゃないか。忙しいのは言い訳にもならないとわかってはいるが、ちょっとした気遣いができなかったり、つまらないミスをやってしまうのは、やはり真剣さが足りないということなのか。

しかもこういうのは伝染してしまうらしく、あらゆるところに余波が行く。ある印刷屋はこちらの意図する色を出してくれず、さんざんのすったもんだ。また別の印刷屋は他のところなら楽々としてくれることを軽く「できません」と言い放ち、言ったことの約束も守らない。普通なら「ハイ終了——」と鞍替えするところなのだが、撮影がギリギリだったこともあって紙の手配が済んでいたのでそれもできず。ある程度名のあるところなので安心していたのだが、もぅ印刷の善し悪し以前の問題。あまりの対応のヒドさに最後はキレた。
「てめーウチの仕事なんかどーでもいいのか!!」・・・・・とは言わなかったけど。大人なので飲み込んだけど。このアタシがキレるってのは相当ですよ。

こういう思わぬところで予定にない苦労をしないといけないのは全く持って罠のようなもの。一番迷惑を被るのはクライアントさんで、結局は私の責任になってしまう。今回は幸いにもトラブルにまでは至らなかったのだけど。

またさらに過酷さに輪をかけたのがサイトのコーディング作業。いまだもってこういうレベルでしかない私の技術ではどうしてもできないわからないところにぶち当たり、穴に落ち込んで這い上がれず作業が滞る。また迷惑をかけると自覚しつつ恥を忍んで詳しい人に無理な納期でお願いする。にもかかわらず快くしてくださるので感謝してもしきれない。で、修正してもらったファイルのコードを見ると私ではとうてい行き当たらない領域なんだよね。やっぱり私、仕事を間違えてるかなぁ・・・でも「そういうときに助けてくれる人がいるのはあなたの人柄と、あなたが人付き合いを大切にしてきたから」と言ってくださった方がいる。身に余るお言葉、こういう過酷な中では緩んでしまいますよ・・・(泣)。

そういえば前々回に書いた「印刷刷り直し」のブツは某お役所関連からクレームがつき、結局は刷り直しが必要ということで「そちらの負担はなしに」ということに。けがの功名?いや違うし!どう転んでも私がミスをした、という事実は変わらないので平等の負担を申し出てはいるけれど。

いやーでもね。もぅ神経細い人なら鬱病になるんじゃないか、ってーぐらい。ただ落ち込んでるヒマすらなかったと言うか、自分の神経がナイロンザイル並みというか。ただそのナイロンザイルもずいぶんすり切れてきてますが。なんせ終わったと思っても想定外が次々に押し寄せる。タダでは終わらん何事も。ははっ(もぅ笑いしか出ない)次はどう来る??(あー怖い)