流血事件

ハイハイもぅね。こういうことはさっさとバラしちゃいますよ。

が、最初に言い訳しますとですね。ここ数ヶ月凄まじい忙しさで、特に今月は昼間ほとんど出ずっぱりで本来のデザイン作業が全くできず、必然的に連日連夜睡眠時間を削ってやっていたわけです。まー徹夜までは体力的にできないので、数件のクライアントさんには悶絶していただいて。その上、なんつーかちょっとショックなことがあったり、トラブルがあったりで気落ちしていることもあり。

それでも食べることだけはしっかりしようと思って(食欲はあんまりないけども)ですね。

その日も打合せを何件かして夕方、つーか7時前くらいだったか、に帰ったんですが、そのあとまた来客があったりで夜の9時半くらいに食事のしたくを。

・・・あんまり寝てないせいなのか玉ねぎが妙に滲みるぜぃ、と思って目を瞑ったその刹那、

「ざっくり」

で、

「どくどくどく・・・」

ハイ、やっちゃいました。

いつもならそんなに深く切ることもないのに、よっぽどなんかアタマが飛んでいたらしく、今回はかなり深いようで出血止まらず。こりゃダメだ、とタクシー呼んで総合病院の救急外来へ。

・・・3針縫われました。

軽くスプラッタ状態。疲れている時、気持ちが折れそうになってる時に包丁持ってはいけないと悟りましたよワタシは。利き腕でないとはいえ当分不自由は免れませんなぁ。

ところでですね。その時に診察処置をしてくださった当直の先生が、
見た目こんな感じで↓

あ、女の先生?と思ったんですけどなんかオカしい。私の手をじ〜〜っと診て「ま、これは縫わなきゃならんでしょうなぁ」と発した声はオトコ。え?え?と混乱しつつ胸のあたりに目をやっても診察着ではイマイチわからん。

で、処置が終わったところで「こんなんなりましたけど」と、縫合部分を見せられて説明を色々とされたんですがガマンできず

「あのー先生、質問していいでしょうか」
「はい?」
「先生、オトコですか、オンナですか」(←ストレートすぎますか)
「えと・・・」
「お、オトコですよね・・・」
「あ、わかりますぅー?ご名答—」・・・どういう会話じゃ。

そのあと気付いたんですが、
先生こんなシューズを履いておられまして↓

銀色ラメのオープントゥ、レース模様のシースルー

「ステキな履物ですね・・・(←けしてホメてない)」と言うと
「あ、これねー2980円だったの」

その他にも「自宅仕事?手がキレイですね〜」とか
「スタイルいいね〜」とか。(!!)
「O型でしょ?」「ABですけど」
「エビですかぁ〜、それにしてはフシギちゃんだなぁ〜」(!?)

緊張を解きほぐすためなんでしょうが、フシギなのはアナタの方ですけど。
病院の、それも総合病院のように大きいところに来ることはめったにないのでよくわからないけど、こんな個性的な先生はきっと巷では話題になってる名物ドクターに違いない。
こういう先生にあたったのはラッキー・・・だったのか??

しかし。けっこうな大けがしちゃって寝不足も心配事もふっとんだわ。しばらく病院通いです(泣)。