ヒトかAIか

Amazonの本がこなくてお問い合わせをチャットでしていた時、思い出したことがありましてね。

数カ月前にクレジットカードを2枚解約したのです。
1枚はガソリンスタンド系のカードでして、このご時世のせいなのか大手金融系カードと統合するので新しいカードを送ります、と。ところがカードの説明書を見ると今まで付いていた特典がなくなるらしい(ガソリン入れた量に対して僅かだけどキャッシュバックがあったのです。要はポイントみたいなもんだが)。おまけに年会費もかかるとな。ソレならお前にもう用はない、と解約することに。コレは説明書に「解約はこちら」のQRコードがあったので、そこからスマホで解約しました。簡単便利。

もう一枚は百貨店系列のカードでコロナ禍前に行った東京でなんとなく乗せられてウッカリ作ってしまった物。こういうのっていかにもアホな田舎者って感じで恥ずいんだけど、気づいた時にはすでに遅し、だったんだよねーー。まぁ騙されたわけではないんだけど、その時限りの特典使って、それきり使うこともなく。毎月ご丁寧に「今月のご利用額:0円」のメールだけ来る。アホらしい。

ところがコレが解約しようと思うと電話するしかない。まぁ解約させないためかもしれないけど、今どきかよ。めんどくせぇ&害はないのでしばらく放置してたんですが、期限がくればまたカードが来るわけだし、やっぱ解約しておくか、と。が、電話・・繋がりゃしねぇ。何度かけても「ただいま大変混み合っております・・」のアナウンスばっかし。

何日何回かけたか思い出せないんですが、ある時やっと繋がって。一瞬、違うアナウンス??と思ってフリーズしてしまった。少し間をおいてから「あ、繋がったのか」と理解して色々やりとりの末、解約はできたのだけど・・どうもなんかヘン。電話の向こうの相手の話し方が。フツーに女性の声で名前も名乗ったと思うけど、なんというか声の調子が平坦で機械がしゃべっているような。

で、後で「アレってもしかしてAIだったのでは・・?」と思っている。まさかねぇ・・。
AIなら「大変混み合っております」も解消できるんでないの??と思ったり。

疑問に思ったら即Google先生に。そのカードのカスタマーサービスがAIに対応している、みたいな情報は出てこなかったけど、AIが電話対応している、ていうのはやっぱりすでにあるんですね。コールセンターとかお店の予約とか。自動音声とかではないので、電話で話していても全く違和感もなく気づかない人も多いらしい。ただ「ロボットのように話す」訓練を受けている人たちがいる、ていうのも出てきた。まぁどっちにしても真相はわからないままだけど。

Amazonのチャットは人なのかAIなのか?と軽く調べてみると、最初の選択肢が出ている間はAIで、後で出てくる担当者はちゃんと人間らしい・・けどホントのとこはわかんない。だいたい担当者すぐに出てくるけど、なら電話が繋がりにくいのは何でだ??と色々思考はぐるぐる。

とりあえずカードの対応してくれたのもAmazonの担当者もヒトだよね、とは思うけど。

お問い合わせの手段が電話しかなかった時代に比べればはるかに便利にはなっているのだろうけど、新しいシステムに戸惑うばかりでかえって不便に感じてしまうのは古い昭和の人間、てことなのかなぁ。