あの方と。たぶん一生に一度。

今年1月の後半くらいだったと思うのですが、新聞に小さく父の名が載っているのを見つけました。ホンの3行ほどの記事。もう父は亡くなってるのにナニコレ?と思いつつも、多分実家の母親のところに何かお知らせが行っているのだろうとなんとなくそのままに。が、後日会った母も「この新聞に載ってるのは何だろーか?」と言うのです。何なんソレ。

で、2月に入ってもうすぐ49日という頃に役所から電話でお知らせがきました(サスガ、遅せーよ)。以前父がこのようなのを戴いたことをブログに書いてもう2年近く、というかまだそれくらいしか経ってないのか。今回のはそれを戴いた人が亡くなってから功績を認められたときに贈られるものだそうな。ふ、ふ〜〜〜ん、そんなのがあるんだ(その後ネットで調べて見るも、難しくてなんだかよくわかんなかった)。その伝達式に出席してほしいと言う。母はそんなことよーせんと言うので、私が代わりに受け取りに。

今は仕事ですらめったに行くことのない県庁の、しかも知事室に入ることなどおそらく最初で最後(つーか、フツー入ることない)であろう。県知事さんを間近で見ることも直接言葉を交わすことも(「おめでとうございます」「ありがとうございます」だけですけども)一生に一度あるかないか・・・って、これもフツーではありえないよな。私の他にあとお二人いらっしゃって、いかにも大会社の重役さん、みたいな感じで、ハッキリ言ってワタクシ浮いておりましたが・・・。

書状を受け取って、その後知事さんと並んでツーショットの記念撮影(うぉーーコレもフツーではありえんな)。父はこんなふうに名誉になることが好きだったので、さぞ喜んでいることだと思う。そんな父に肖ってめったにできない経験をするワタクシ。この書状の重みを噛み締めて父を讃えるべきなのだろうけど、私自身のことでこんな経験をすることはまず一生ないと思うので、ついミーハーしてしまいましたよ(今ワタシ、知事さんとサシだわ・・・なんて)。

いただいた書状は額を買って入れてもらいました。