カテゴリー別アーカイブ: travel

神戸でアサイボウル

6月に東京へ行ったとき、食べたかったのに食べられなかったもののひとつがこの「アサイボウル」。ハワイ発祥の食べ物で、どんな味なのか想像がつかずどうしても食べてみたかったのです。
が、東京で行ったところはすんごい行列、他の店に行く時間はなく・・・松江にも最近メニューに加えられた店があるのですが、この未知の味との最初の出会いはやっぱり専門であるハワイアンのお店で食べたい、ってのがあったのです。そりゃ〜ハワイまで行ければ最高ですが、そんなの今はムリだし。

で、この神戸で美術館に行こうとして時間切れだったので、じゃぁ〜コレを食べに行こう!と。ところが最初にアタリをつけていたカフェに行くと「現在はお出ししていません」とのお応え。美術館だけじゃなく、こっちもか!と思いつつ別のもう1軒へ・・・そこにはありました!!やっと食べられるゾと。

今まで雑誌の写真やネットで見た限りではプルーンとかベリー系とかノニとか、ちょっとクセのあるような味を想像していたのですが、全く違っていて。すごくあっさりしていてほの甘く、シリアルとフルーツの酸味の組み合せが絶妙に合っていて爽やかにウマい!このアサイの成分は色々と言われているのですが、疲れた身体にす〜っと入っていく感じ。これだけでも結構なボリュームで満足感もあり。あ〜食べられて良かった!!

松江でもこれくらいのが食べられるのだろーか??いつか試してみます。

今度は神戸へ

このところ出かけることがホントに多いです。それも不意打ちで予定が入ることが。常に机に座ってモニタと睨めっこで籠りがちのデザイナーとしてはどうなんでしょーか(籠らないと仕事は進まないし、でも出かけないと視野は狭くなるし)。

神戸は子供の頃に親に連れられて行ってたし友人と何度か遊びに行ったりもしてますが、よもや仕事で行くことになるとは露程も思っていませんでした。出雲にある某クライアントさんの販売元が神戸の会社へ移ることになり、担当者も変わったため急きょ顔合わせも兼ねて打合せをということになったのですが、こうやって引き続いてお仕事させていただけるのは大変ありがたいことです。長く仕事をしていると、こういうこともあるのだなぁ。

で、こんな機会はめったにないので、せっかくとばかりに色々アチコチ行くワケです。
家に溜っている仕事は一切考えず・・・。

神戸も歩くのは久しぶり。今回もiPhoneのナビが大活躍でしたよ。いちいち人に尋ねなくて済むのでホントに助かる(但しバッテリーはあっという間に消費しますけどな!)。初日、打合せが終わってから少し時間があったのでお茶休憩しつつ美術館へ行こうと思い立ち。調べて迷わず行けたのはいいのだけど・・・「本日は閉館しました」の看板。よく見ると最終入館が4:30、着いた時刻は4:35・・・(T_T)他の美術館行ってももう入れないな・・・とアキラメ。

しかもよくよく見ると私が見たかった企画展は9月29日から・・・って、まだ始まってねーじゃん!!結局またムダに動いてしまったナリ。ちゃんと調べて行けよってハナシですが。告知版のフェルメールが無情の頬笑みに見える(泣)。

この「マウリッツハイス美術館展」は東京に行ったとき予告を見ていたので機会があればと思ってたんですが。今年は東京と神戸で、その後はアメリカで巡回するのでこの機会を逃すといつ見られるかわからない。会期は来年の1月まで。それまでにまた行くことがあるかなぁ・・・

直島・家プロジェクト

「角屋」

直島2日目。前日に引き続き安藤建築に携わった建設施工会社の方の講演会の後、家プロジェクトの見学へ。実は今回参加したのはこれを見たかったのが大きいのです。
古くなった建物を修復するだけでなく、それ自体を活かしたアート作品として再生するプロジェクト、外観からは想像もつかない世界が展開されています。現在公開されている7件のうち予約が必要な「きんざ」以外の6件と、来年3月オープン予定の安藤ミュージアム建設予定地をベネッセの方のガイド付きで廻りました。(猛暑は過ぎたと言ってもまだまだ暑い・・・私個人で行ったら絶対に迷ってムダに動くところ)

「はいしゃ」

どこもとても面白かったのですが、まず良かったのはプロジェクトの始まりとなる「角屋」。築250年という建物がこれほどの保存状態を保っているのも驚きですが、内部にはプール(!)があり、水底でデジタルカウンターが色とりどりに点滅しています。これは町民125人が思い思いの速度設定で設置したそうで、まさにアーティストと島民が一体となった作品。

それから外観も内部も面白い「はいしゃ」。「歯医者」「廃舎?」を掛けている?という話をされたような。中には自由の女神像がありその王冠部分が2階の窓からチラリと見えていたり、船の模型があったり様々なスクラップがあり遊び心に溢れた建物です。

「南寺」

そして特筆すべきは「南寺」。安藤忠雄設計の木造建築にジェームズ・タレルの作品が収められています。と言っても、内部に入ってすぐは何も見えず真っ暗。これは実際に行って観るしかない、体験した人にしかわからない、光について改めて考えさせられるスゴい作品。「光を発見していくプロセス」は感動ものでした。

家プロジェクトが点在する昔の古い街並エリアにはカフェやお土産屋さんなどがあり、時間があればゆっくりとアチコチ立ち寄りながら楽しみたいところ。このプロジェクトが始まってから、島にはカフェをやりたいとか作品を作りたいという人が多く来るようになり、そういう方は圧倒的に女性が多く、島のじーさん方がとても元気になったんだそうな。マ、マジでっ!!町を活性化させるということは、こういう効果も生み出すんですねぇ。

小さな島ですが、見どころはいっぱいあって1回では全部廻りきれない、とても楽しい2日間でした。見学の前の講演会では隣の島にある豊島美術館の「柱も継ぎ目もないシェル構造」の建設過程を話されたのですが、これもぜひ行ってみたい。「瀬戸内国際芸術祭」が、来年開催されるようです(これは瀬戸内の島々だけでなく高知・岡山と広範囲のようですが)。その頃には安藤ミュージアムもオープンしているはずだし、今回できなかったカフェ巡りもしてみたい。こんな小さな島でこれだけのことができるのはスゴいし、まだまだ変わっていくと思う。行くたびに新しい発見がありそうで何度でも行ってみたいところです。

直島アート・安藤建築

瀬戸内に浮かぶアートスポット・直島へ行って来ました。直島と言えば安藤忠雄が手がける建築物や美術館が有名ですが、それをどうしても一度は見てみたかったこととベネッセで安藤さんの講演会セミナーが行われるということで、この機会に行くことに。

チケットセンターから美術館入り口まで坂を上って歩きます。暑かった〜

途中の道沿いにはモネの作品を模した?睡蓮がキレイに咲いてました。

講演会が始まるまで、まずは地中美術館へ。この美術館は景観を損なわないよう地中に埋められる形で造られ、光が注ぐ中庭を中心に建築と一体となった作品が展示されています。自然光が入るよう設計された展示室のモネの「睡蓮」シリーズはさすがに圧巻。近くから遠くから観る角度によって色合いが微妙に変化するように感じるのも設計の内なのだろうか、と思ったり。他のウォーター・デ・マリア、ジェームズ・タレルも面白かった。天からの光の入り具合が1日中変わるのに合わせて作品の表情も変わるので、何度来ても楽しめると思います。瀬戸内海が見渡せるカフェでのランチも美味しかった。

安藤忠雄の講演会はベネッセアートサイトで。参加者は主に建築関係の方々ばかりでマニアックな内容が多かったですが、建築物を作る過程、物づくりのプロセスはとても興味深く、安藤先生の「感動する心を忘れないように」が突き刺さりました。日常の忙しさに埋もれてしまうと大事なところを見逃してしまうのと、物づくりの原点は感動から始まるのかも、と私なりに解釈。

その後はベネッセミュージアムに移動して安藤先生を囲んでの立食パーティー。アート作品を楽しみつつ美味しいお食事を戴きました。このベネッセの施設は安藤建築にしては珍しい木造なのですが、自然とアートが共有しながら一切の日常を切り離したような造りに感じます。これも安藤ワールド、こういう無機質な感じ、私はけっこう好きですね。

参加者には安藤先生の本が配られました。直筆のサインと私の名前も入ってます。

Tokyo:美術館

せっかくなので勉強もしないとね。東京はそれこそ素晴らしい美術館がたくさんあるのでできるだけ行きたいし、でも時間は限られてるので事前にいくつか調べて的を絞りました。まず行ったことのない美術館。私は美術館の建物そのものを建築物として観るのも好きなのです。そして企画展で興味をひきそうなもの、そして1つは写真を主とした展覧会を観られるところ。

最初に行ったのは「東京都現代美術館」。あいにくの雨の上、最寄り駅から少し遠かったのですが、規模の大きい美術館です。ここを選んだのは「トーマス・デマンド展」という企画展が面白そうだったので。日本では初の個展だそうです。被写体を精巧に紙で作り、映像や写真で撮影し構成するドイツの作家です。事前にそれほど深く調べずに行ったので、その紙で作ったものが展示されているかと思ったのですが、なんとデマンドは作品を作って映像におさめた後、制作したものは全て破棄してしまっているのだとか。版画やエッチングを1枚刷って原版は破棄してしまう、ようなものでしょうか。いや、違うかな。とにかくその映像や写真を見ても、実際の部屋丸ごとをほぼ原寸大で作っているものや3次元なパターン、金属や絨毯等の質感など、これが紙でできているのかと思わずにはいられない、でもなんとなく無機質で現実がわからなくなる感覚に陥りそうな、ホントに独特な世界観。サイトには作品がいくつか公開されているので興味ある方は訪れてみてください。

次に行ったのは「東京国立近代美術館」。皇居のすぐ側です。ここは写真展が面白そうだったのと、「誕生日の方は入場料無料」とあったからです(えへへ)。ブローシュアを見ると「日本で最初の国立美術館」とあるので、かなり歴史あるところなのですね。建物は平成14年に大規模な増改築をしたそうで、とてもキレイです。

写真展は単にプリントを羅列してあるだけではなく、タイルや鏡面に焼付けて光と音で演出してあったり、映像と組み合わせたり、様々な演出が施されていてとても楽しめました。写真はただ単にシャッターを押すだけではない、何かドラマのようなものを感じたり、モノクロ写真でも色を感じることができたり、色々な方向からの視点で見ると面白いです。

最後は上野の「東京都美術館」。今年4月にリニューアルしたばかりだそう。建物自体が面白く、他と違って寛げるようなところが多くじっくりと勉強できるような感じ。

ここは主に公募の作品展が多く、展示によって入場料が必要なものと無料の展示も多くあります。学生さんと思われる作品も多く、これはこれで面白かった。自分にも覚えがあるような感覚で。でも時代が違うので作品の方向性や性格は全く違うのですけどね。

次回の企画展のお知らせでフェルメールの絵画が窓面に大きく掲げてありました。

フェルメールは以前東京に来た時に(確か国立新美術館で)観たのですが、あの構図の素晴らしさと色使い、特に青色の発色の美しさは今でも鮮明に覚えています。「水差しを持つ女」は余りにも有名ですが、あの時はとにかくスゴい人で、人の流れに乗るようにしか移動できず、じっくり観ることはできなかったのですよ。それでも感動が色褪せないくらい、でもできればまた本物を観てみたいですけどね。

美術館は本気で観ると3時間以上は平気でかかってしまうので、ちょっとの滞在で色々行こうというのはとても無理。でもとりあえず今回、美術館に関しては行きたいところに行けたのでほぼ満足。

本音を言えば、1週間くらい滞在してもっと色々観たかったなー。食べたかったけど食べられなかったものも多くあるし。(←実はコレが一番心残り)まぁ贅沢を言うとキリがないんだけどね。