東京Art[3]テーマとデザイン

今度はグラフィックのアイデア作りに役立ちそうなところへ。

まずは「銀座グラフィックギャラリー」。私の好きなデザイン、と言うか目指しているデザインのひとつに「素材を使わないデザイン」というのがあります。写真やイラストを使わずに、文字タイポグラフィー・配色・シンプルなカタチやラインなどを組み合わせたデザイン。かなりのセンスとアイデア力が必要ですね。ここにはそういうお手本がたくさんあります。無料ですがかなりの見応えがあり、何時間でも居れそうなところ。隣には関連のショップがあり、有名なグラフィック・デザイナーの作品集やグッズなどが販売されています。

同じ銀座の松屋では「デザインコミッティー」という、世界の優れたプロダクトデザインのコレクションがあり、ここも何時間でも居れそうなほど楽しいところです。プロダクトデザインはアイデアの宝庫ですよね。何でも欲しい、買いたい、になって困るのですが。定期的に企画展などもあるようです。

そしてミッドタウンのDESIGN HUB「未来を変えるデザイン展」。様々な企業が社会の課題に対しての取組みをデザイン表現しているものです。各社のドーム型カプセルの中にはジオラマのようなものがあり、2箇所の穴から覗けるようになっていました。デザインの表現や展示の仕方も目新しい感じだし、資料がしっかりと作ってあって仕事の参考になりそう。しかも無料なのが嬉しい。

東京国際フォーラムのガラス棟ロビーギャラリー。巨大な船のよう

この他にも紙の見本市へ行ったり、国際フォーラムという巨大施設にも行ってみたり。他にもたくさん行きたい所があったんですが、さすがに一度には無理ですなー。建築物を観るのも大好きなので、建物だけ見ているのもまた楽しいんですけどね。